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2013年05月01日

成長

今朝、5歳になったばかりの一人娘といっしょに、歩いて保育園まで行った。

道中、はしゃいで元気いっぱいに走り回る娘。そうしている間に転倒し、尻餅をついた。よほど痛かったのか、大きな声を張り上げ、目から大粒の涙をポロポロとこぼして泣いた。

私は娘に近づいて抱き上げ、いつものように頭を撫でながら声をかけた。
なんてことはない、いつもの光景。しかしこのとき突然、何とも言いがたい寂しさを胸中に感じた。

もしかしたら今後、このように泣きじゃくる娘をもう見る機会がなくなるのではないか、そう思ったのだ。

泣き顔は子供を象徴する表情の一つだと思う。顔を大きく歪め、一心不乱に泣く。
親として、そこに子供の成長を求める一方、いつまでもその子供らしさに触れていたい、と思う気持ちもある。

今この瞬間に存在するこの子には、もう二度と会えないんだ。
そう思うと今というこの瞬間がとても大切なものに感じる。

そしてそれは子供だけじゃなく、親しい誰かと過ごしている時間、瞬間でさえ、とても大切なものなんだと気づかされる。

そんなことをいつも娘から教わっている。

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そのあと私は、娘を抱えたままバイパス下の薄暗い橋の下を通り抜け、明るい日差しの中に出た。
娘はもう泣いてはいなかった。するりと私の腕の中から飛び出し、再び元気いっぱいに走り始めた。

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